使い捨て
今日初めにこられたお客さんは、70代位のおじいさん。
大事そうにしているカメラケースをカウンターに置き
「カメラの焼付け頼みます!!」と元気よく。
「ちょっこいこれだしてごしない」と、米子弁で!!
カメラケースからカメラを出して驚いた。
中から出てきたのは使い捨てカメラの「写るんです800」
普段何気なくお客さんの持ってこられた、写るんですを
扱っているが、こんなに丁重に扱われている写るんですを
見たのは始めて。
この写るんですは普通の写るんですだが、半年くらいに
パッケージをリニューアルされた製品なので、このおじいさんが
何年も大切に使っていたわけではない。
長くて数ヶ月のお付き合いなカメラをここまで大切にしていらっ
しゃるなんてすばらしい。
この写るんですも幸せだったろうなと思いつつ、リサイクルBOXへ入れた。
今「写るんです」は、100パーセントリサイクルされている。
今度生まれ変わってくる、この「写るんです」たちもこんなすばらしい
ユーザーとの生活ができればいいなっと願う。
写るんですは、老若男女色々な人の手に渡り、思い出を切り取っている
偉いやつ!!
大切にしたいな、「愛着」を...
ひもまでつけてもらって。チェック柄のケースに入ってた写るんです。